
株に投資して資産を増やしたい!
でも資産価格の変動が激しすぎるのは心臓に悪い・・・

そんなあなたにおすすめなのが債券です

債権投資の方法を教えてくれる?

債券と債券投信・ETFの違いについて紹介します
個別債券と債券投信・ETFの違い
まずは基本を押さえましょう。どちらも国や会社にお金を貸して利息をもらうという仕組みは同じですが、投資スタイルはこれだけ違います。
| 特徴 | 債券(個別債券) | 債券投信・ETF |
| 満期(償還) | あり。 満期になれば額面が戻る | なし。 運用がずっと続く |
| 利回り | 購入時に確定 | 市場環境により常に変動する |
| 最低投資額 | 1万円~ | 1円〜 |
| 収益の頻度 | 通常、半年ごと | 通常、毎月(分配金) |
| 手間・管理 | 銘柄選定や満期になった債権の再投資の管理が必要 | 投信・ETFを選定するのみ |
個別債券と債券投信・ETFのメリットとデメリット
| 債券(個別債券) | 債券投信・ETF | |
| メリット | 投資の予測可能性があることです。買った瞬間に、いつ、いくら手に入るか(最終利回り)が決まります。満期まで持てば、途中の金利変動や債券価格変動も関係ありません。 | 低コストで分散投資できることです。1円からでも世界中の何千もの債券に分散投資できます。利息が自動で再投資される設定も選べるため、複利効果も狙いやすいです。 |
| デメリット | まともな分散投資をしようとすると、多額の資金が必要です。 また、どの国のどの企業の債券に投資するか、自分で調査する時間というコストが発生します。 | 債券投信・ETFはその時価が毎日計算され、金利や需給によって価格が変動します。価格の変動が気になる投資家にとってはデメリットです。 |
個別債券がおすすめなのはこんな人
- 使う目的や時期が決まっている資金を運用したい人
個別債券は、出口(ゴール)がはっきりしている資産運用に向いています。
株と違って、債券は満期まで持つと額面とその期間の金利を手に入れることが見込めます。将来設計のための減らせない資金の運用(例えば、3年後の子供の学費、5年後の車の買い替え資金)に適しており、定期預金の金利強化版とみなせます。(※信用格付けの高い債券の場合)
初心者におすすめの個別債券
個別債券の最大のメリットは(国や企業が潰れない限り)元本保証です。そのため、絶対に減らしたくないお金の運用手段として適しています。
個人向け国債「変動10年」
日本国が発行する、個人だけが買える国債です。資産を減らしたくなくて、銀行預金より高い金利を求める人向け。
- 信頼:国が潰れない限り、元本が保証されます。
- 金利上昇に強い:世の中の金利が上がれば、もらえる利息も増えます(最低金利0.05%保証)。
- 1万円から買える:まとまった資金がなくても始められます。
米国国債(既発債)
世界で最も安全とされるアメリカの国債です。国内で買いやすいのは発行済みの既発債です。
- 高い利回り:日本の国債よりも圧倒的に高い金利が魅力です。
- 満期が選べる:○○年後に使いたいという、自分の予定に合わせて満期(償還日)を選べます。
個別投信・ETFがおすすめなのはこんな人
- 少額からコツコツ積み立てて資産を形成したい人
- 管理に手間をかけたくない人
- 金利低下による値上がり益も積極的に狙いたい人
- 毎月の分配金でお小遣いを増やしたい人
数銘柄に絞る個別債権と異なり、個別投信・ETFは1本で数百〜数千の銘柄に分散投資できます。1つの個別債権がデフォルトしてもダメージは微々たるもの。また、利息が自動で再投資されるため複利効果が高く、銘柄を入れ替える手間も投信・ETFの運用者が代行してくれるため、ほったらかしで運用できるのが強みです。
初心者におすすめの個別債券
個別投信・ETFは分散投資が自動でできるのが強み。資産を効率よく、かつ安定して増やしたい場合に活用しましょう。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
日本を除く、世界中の主要な国の債券にまるごと投資する投資信託です。
- 圧倒的な低コスト:手数料(信託報酬)が業界最安水準。
- 分散投資:これ一本で世界中の国々にお金を貸している状態になります。
- NISA:つみたて投資枠、成長投資枠、どちらにも対応しています。
米国債券ETF(AGG または BND)
米国債だけでなく、優良企業の社債も含んだ債券ETFです。
- 毎月の分配金:投資しているだけで、毎月お金が入ってくる喜び。
- 値動きが小さい:株が暴落するような時でも値動きが小さく、精神的に安心です。
まとめ
この記事では、株の激しい値動きに不安を感じる初心者向けに、安定資産である債券の活用術を解説しました。
購入時に利益が確定する個別債券と、少額で世界中に分散投資できる債券投信・ETFの違いを比較。それぞれのメリット・デメリットや、個人向け国債・低コストな投資信託といったおすすめの商品も紹介しています。
守りの資産である債券を正しく理解し、自分に合ったスタイルでリスクを抑えた運用を目指せます。

なるほど!決まった時期に決まった額を受け取りたいなら個別債券、少額から手間なく資産全体を底上げしたいなら債券投信・ETFってことだね。

その通りです!最後に、どちらを選べばいいか判断基準をまとめます。
個別債券が向いている人
- 「〇年後の教育資金」など、使う時期が決まっている。
- 途中の価格変動を気にせず、満期までじっくり持ちたい。
- 元本割れのリスクを極力抑えたい(国債など)。
債券投信・ETFが向いている人
- 月々1,000円など、少額から積立投資をしたい。
- 世界中に分散して、リスクをさらに抑えたい。
- 再投資の手間を省いて、複利効果を最大化したい。
