
野村未来トレンド発見ファンドってどう?
いい投資信託なの?

世界中の株から成長する株を探すアクティブファンドです。
アクティブファンドなので手数料は高めですが、それを上回る優秀な成績を残しており、おすすめできます。
野村未来トレンドファンドの特徴
基本情報
野村未来トレンドファンドは、世界のトレンドや社会構造の変化を捉え、中長期で成長が期待できるテーマを複数選び、それに基づいて投資を行う、グローバル株式のアクティブファンドです。
高成長テーマから安定成長テーマまで幅広く採用。テーマ内の銘柄の入れ替えや、投資テーマごとの比率の調整を柔軟に行うことで、長期で持ち続けられる世界株式ファンドを目指しています。
以下の8つの成長テーマに投資対象を絞っています。それぞれのテーマは、「テーマ・スペシャリスト」と呼ばれる専門の運用チームが分析・選定を担当。テーマごとに担当者がいて、世界中から有望な銘柄を発掘します。
| 成長テーマ | 概要 |
| 新技術 | AI、IoTといった新技術分野 |
| AI、ビッグデータ | データ処理・解析、クラウド、セキュリティ等 |
| テクノロジーの社会への普及 | スマホ、自動車、IoT機器などの普及によるサービス拡大 |
| エンターテインメント、体験型消費 | 体験や価値観の変化にフォーカスした消費傾向 |
| IoT、生産回帰 | IoTを使った製造プロセスの効率化や生産回帰の恩恵企業 |
| 人口ボーナス | 労働人口や消費人口の拡大が見込まれる国や地域への投資 |
| 高齢化社会 | 医療やヘルスケア、ライフスタイル関連など高齢化対応事業 |
| 確立されたブランド価値 | 既存のブランドや強みを持つ企業で、新たな価値創造に挑む企業群 |
| 運用会社 | 野村アセットマネジメント |
| 投資対象 | グローバル株式 |
| ベンチマーク | なし |
| 運用方針 | アクティブ運用 |
| 信託報酬 | 1.705% |
| 純資産総額 | 1,772億円(2025年10月)(A~Dコース合計) |
| 設定日 | 2015年11月(Bコース) |
| NISA | NISA(成長投資枠)での利用が可能 |
4つのコース
野村未来トレンド発見ファンドにはA~Dコースがあり、主な違いは「為替ヘッジの有無」と「分配金の扱い」です。
| コース | 為替ヘッジ | 分配金の扱い | 純資産総額(2025年10月) |
| Aコース | あり | 通常の分配型 | 85.5億円 |
| Bコース | なし | 通常の分配型 | 864.6億円 |
| Cコース | あり | 予想分配金提示型 | 49.0億円 |
| Dコース | なし | 予想分配金提示型 | 772.9億円 |
設定来チャート
もっとも人気のある野村未来トレンド発見ファンドBコースの基準価格を調査しました。
設定来のおよそ10年で基準価格は3.1倍に増えており、素晴らしいパフォーマンスと言えます。
野村未来トレンド発見ファンドはベンチマークはありませんが、S&P500と比較すると同等の推移を示しています。アクティブファンドでS&P500と同等の推移を達成できるファンドはそう多くありません。

ただし上に示したチャートは分配金なしの基準価格で、分配金を考慮した基準価格はさらに高くなります。つまり、野村未来トレンド発見ファンドはS&P500を超えるパフォーマンスを示す、珍しく優秀なアクティブファンドということです。

構成銘柄
現在のトレンドということでしょうか、半導体銘柄、AI関連銘柄がメインの構成銘柄となっています。
また、このファンド全体として「高い成長性」を重視した銘柄選定を行っており、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)は、同業平均と比べて割高です。
| 銘柄 | 比率 |
| エヌビディア | 8.6% |
| マイクロソフト | 6.8% |
| ブロードコム | 5.9% |
| アマゾン・ドットコム | 4.8% |
| 台湾セミコンダクター(TSMC) | 3.3% |
| ウエスタンデジタル | 3.1% |
| メタ・プラットフォームズ | 2.8% |
| サフラン | 2.5% |
| ウーバー・テクノロジーズ | 2.5% |
| インテュイティブ・サージカル | 2.3% |
地域別配分
- アメリカ:79.1%
- 台湾:3.3%
- ドイツ:3.0%
- フランス:2.5%
- インド:2.3%
- その他:7.4%
セクター別配分
- 半導体・半導体製造装置:21.1%
- ソフトウェア・サービス:15.8%
- 資本財:9.6%
- 一般消費財・サービス流通・小売り:7.9%
- メディア・娯楽:6.4%
- その他業種:36.8%
テーマ別配分
- 新技術:26.3%
- AI/ビッグデータ:19.7%
- IoT/生産回帰:14.5%
- テクノロジーの社会への普及:12.0%
- エンターテインメント/体験型消費:10.0%
- その他テーマ:15.1%
受賞歴
- R&Iファンド大賞2025 投資信託/外国株式グロース部門 最優秀ファンド賞
- ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2025 世界株部門 最優秀賞
野村未来トレンドファンドのメリットとデメリット
メリット
- 単一テーマに偏らず、世界の8つの成長テーマに分散投資するため、地域・業種リスクを一定程度分散できる。
- テーマの柔軟な入れ替えにより、市場環境の変化に対応可能。
- 高成長テーマと安定成長テーマをバランス良く組み合わせている。
- 運用実績として過去10年で高いトータルリターンを記録しており運用の実績を信頼できる。
デメリット
- 銘柄選定が成長株・テーマ型であるため、値動きが大きめ。
- 信託報酬が比較的高め(約1.7%/年)で、コスト負担がある。
野村未来トレンドファンドが向いている人
以下のような投資目的・スタンスを持つ人に比較的向いています。
- 世界経済の成長や社会構造の変化といった未来のトレンドを取り込みたい人。
- AI、IoT、高齢化社会など複数のトレンドに分散投資したい人。
- 幅広い国・地域・セクターに分散しつつ、成長株中心で高リターンを目指す積極型のポートフォリオを取りたい人。
- 運用コストを払ってでもインデックス運用を上回るリターンを期待する人。
まとめ
野村未来トレンドファンドは、世界の8つの成長テーマに投資するグローバル株式アクティブファンドです。
過去の実績ではS&P500を超える好パフォーマンスを残しており、世界経済の成長や構造変化を取り込みたい人には魅力的です。
一方で、為替変動リスクや高めのコスト、価格変動の大きさなどのリスクも理解したうえでの投資が重要です。

