
ゴルナスってどう?
いい投資信託かな?

ゴルナスは金とナスダックに効率よく投資できる、いい投資信託です。
金価格とアメリカのナスダックは値上がりが続いており、投資対象として注目を集めています。
この記事では通称「ゴルナス」と呼ばれる投資信託「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」について、その特徴や手数料を調べた結果を紹介します。
金への注目
長期の金価格のチャートを見ますと、おおむね一貫して右肩上がりのチャートになっています。特に最近の値上がりは急激で、魅力的です。
金には普遍的な価値があり、インフレ対策になるメリットがあります。さらに大きく値上がりもしているため、注目を集めています。

NASDAQ100連動投資信託の成長性
米国のナスダック市場は、世界最大級の新興企業向け株式市場です。NASDAQ100は、このナスダックに上場している企業のうち、金融業を除いた時価総額上位100社の株式で構成される、調整済時価総額加重型の株価指数です。NASDAQ100には、世界有数のハイテク企業やバイオテクノロジー企業など、最先端技術を有する企業を多く含まれています。
ナスダックのなかでも、ChatGPTに代表される生成AI関連銘柄に資金が集中しております。生成AI関連銘柄はNASDAQ上場企業が多いです。一例を紹介します。
- エヌビディア(NVDA)
- マイクロソフト(MSFT)
- ブロードコム(AVGO)
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
- マイクロン・テクノロジ(MU)
このほかにもナスダックには成長著しい企業が多く上場しています。
ゴルナスの特徴、運用の仕組み
金と株式に投資する投資信託
金と株式は代表的な投資対象ですが、このふたつに同時に投資できる投資信託があれば手間がかからない、そういったニーズにこたえる投資信託が、ゴルナスです。
ゴルナスは、ナスダック株価指数先物取引および金先物取引に係る権利に投資を行います。
金と株式は異なる値動きをすると言われており、市場でリスク回避の動きが強まる局面では金が強みを発揮し、ゴルナスの下落幅を抑制することが期待されます。

投資金額の2倍に相当するレバレッジ
ゴルナスは金とNASDAQ100に投資します。
金については、金先物取引の買建総額が投資財産の純資産総額の100%相当額となるよう投資します。
株式については、NASDAQ100株価指数先物取引の買建総額が投資財産の純資産総額の100%相当額となるよう投資します。
つまり、ゴルナスを100万円分購入すると、100万円分の金と100万円分のNASDAQ100、合計200万円分の投資をするのと同じ効果が得られます。

低い手数料
ゴルナスの信託報酬は年率0.2189%です。ゴルナスはインデックスファンドのため、アクティブファンドのような高い手数料はかかりません。
また、購入時手数料はゼロです。
ゴルナスの運用実績
ゴルナスとNASDAQと金ETFの基準価格の推移チャートを比較しました。
ゴルナスが設定された2025年1月から2025年8月までの期間では、ゴルナスが最も値上がりしており、2番目が金、3番目がNASDAQでした。
レバレッジをかけているため2025年4月のような相場の急落局面では弱さも見られますが、金もNASDAQも値上がりしているためにゴルナスの成績は良い結果となっていました。

ゴルナスを購入できる金融機関
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 松井証券
- 三菱UFJ eスマート証券
- moomoo証券
- 内藤証券
ゴルナスとゴルプラ、どっちを買えばいい?
ゴルナスと似ている、ゴルプラという投資信託もあります。ゴルナスは金とNASDAQ100、ゴルプラは金とS&P500に投資する投資信託です。
このふたつは似ているため、どちらを買えばいいか悩むことがあるかもしれません。そういう場合は、
- 今後NASDAQ100が成長すると考える人→ゴルナス(金とNASDAQ100)
- 今後S&P500が成長すると考える人→ゴルプラ(金とS&P500)
- わからない人→ゴルナスとゴルプラ半分ずつ
という買い方がいいと思います。
まとめ
通称「ゴルナス」と呼ばれる投資信託「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」について、その特徴や手数料をわかりやすく紹介しました。
ゴルナスは金とNASDAQに投資することと、2倍のレバレッジをかけていることが特徴です。2025年1月の設定来では、金とNASDAQより高い値上がりをする実績を出しています。
今後は金とNASDAQが成長すると考えている人にとって、おすすめできる投資信託と言えます。