2025年9月はアメリカFOMCで0.25%の利下げが決定されました。市場コンセンサスどおりでしたが、おくりんは利下げが有利に働く住宅関連株を持っていたので、想定通り利下げが決定されてよかったです。
一方で日本は高市さんが自民党総裁になりましたね。高市さんは日本の利上げに反対の姿勢ですし、日銀の植田総裁も急いで利上げをする理由がありませんので、日本の利上げはしばらく持ち越しになりそうです。
さらに、10月頃から年末にかけて毎年株価は上がるアノマリーがあるので、特別な事件がなければしばらく株は上がると予想しています。
ということで、今月は現金を減らして株を増やしました。
今月の取引
- JPM → 売却(ポートフォリオ中の金融株の割合が多すぎるため)
- 追加購入 → DHI(アメリカの住宅関連企業、金利低下で恩恵)
- 新規購入 → SMH(半導体ETF)
手持ちの金融株の中で最も上昇率が小さかったJPMを売却しました。著名な投資家は「ポートフォリオは調子のいい株だけにしろ」ということが多いですので、相対的に上昇率の低いJPMを切ることに。それでも十分プラスでした。
DHIは上昇トレンドの途中で押し目になっていると見て買い増ししました。アメリカの利下げに伴って住宅金利が右肩下がりであるうちは、DHIは上がり続けてくれると思います。
今年は世界的に株が堅調ですし、さらにアノマリーを信じてこのまま株高が続くということにかけて、現金を減らして株を買いました。個別株は決めきれなかったのですが、これからAI半導体のバブルが盛り上がる可能性に欠けて、SMHという半導体ETFを買いました。
運用資産公開

日本株 | コロワイド | 175 |
クリレス | 30 | |
WDI | 60 | |
ヒューリック | 93 | |
日本管財 | 27 | |
物語コーポ | 253 | |
東京海上 | 62 | |
NTT | 62 | |
KDDI | 94 | |
ソフトバンク | 71 | |
米国株 | DHI | 2067 |
GS | 1528 | |
MS | 1280 | |
SMH | 1044 | |
VTI | 6171 | |
BTC | 495 | |
現金 | 226 | |
合計 | 13738 |
おくりんの保有している日本株は全体的に値下がりしました。配当や優待目当ての株ですが、9月はさえない成績でした。今の市場ではAI関連株は上がっていますが、配当や優待株は逆に下がっているんですね。まぁ、資産全体に占める日本株の割合は小さいので別にいいのですが。(ウソです、負け惜しみです)
米国株はじわじわ上がってくれています。やはり金利引き下げ環境は株にとって追い風ですね。このまま利益を伸ばしていきたいです。
ビットコインは少し上がりました。ビットコインは値動きが激しいことは承知の上で保有していますので、1か月単位で上がっても下がってもあまり気にしませんが、将来的には大きく上がってくれると考えています。
最近は金が上がっていますが、この理由の一つにアメリカなど既存の国家の通貨への不信感があります。既存通貨より無国籍の金が相対的に価値が高くなっているということ。これはビットコインに対しても同じことが言えるはずなので、ビットコインも金と同じように上がると考えています。
相場状況確認
Fear & Greed IndexはNeutralでした。先月の52から54と、ほぼ横ばいでした。
相場の過熱感はありません。買い時でもなく売り時でもない、現状のポートフォリオのままでいいかなと思います。

S&P500のPERは先月の28.68から29.81まで上がりました。過去10年チャートからは22~28が適正レンジと思いますので、適正レンジを超えて、過熱状態になっていると思います。いつ下がってもおかしくないという心の準備をしながら、今の上昇トレンドは付いていきたいと思います。

先月も書きましたが、金価格が勢いよく上がっています。先月は赤い矢印の時点で、「ボックス圏を上抜けた」と書きました。しかもこれから金は上がるだろうという記事も書いておいて、上がる可能性が高い条件がそろっているのに買えませんでした。反省ですね。

米国MBA 30年固定住宅ローン金利は9月に少し上がりましたが、下降トレンド継続中です。下降トレンドが続いているうちは、住宅関連銘柄のDHIは持ち続ける予定です。
