株式を持ち続けた場合 vs 毎月売買を繰り返した場合
株式を持ち続けた場合 vs 毎月売買を繰り返した場合
頻繁な売買は損をする
「新NISAはオルカン(全世界株式)一本で放置するのが正解」
頭ではわかっていても、金が最高値を更新したり、流行の銘柄が1か月で30%上がったなんていうニュースを聞くと、ついつい目移りしてしまいますよね。
そして取引をしてしまう。
それぞれの取引では損益がプラスで利益を出していたのに、後から振り返ると、ずっとオルカンだけを持ち続けていた場合のほうが大きな利益だった・・・。
実は、このような「ついつい動いてしまう衝動」こそが、あなたの資産形成のじゃまをする最大の敵なのです。
では、なぜ頻繁な売買で損をするでしょうか?
売買ごとに発生する税金が資産形成のブレーキになる
売るときの実現益に対して税金が発生することが大きな問題です。
例えば、100万円で買った株が50%上がったとします。売らなければ資産額は150万円ですが、売ると利益に対して約20%の税金が引かれて約140万円になります。
株式を頻繁に売買する人は、持ち続ける人よりも将来の複利成長の元手が少なくなるため、将来的に大きな損になってしまいます。
通常、投資信託や株式を持ち続けている間は、利益に対して税金はかかりません(含み益の状態)。しかし、一度売却して利益を確定させると、その瞬間に利益の約20%が税金として徴収されます。
- 株式を持ち続けた場合:元本と含み益の合計が次の運用の元本となり、複利の効果を100%活用して資産が増えます。
- 売買を繰り返した場合:売却益から税金が引かれるため、運用に回るはずだったお金が税金として消えて複利の効果が鈍ります。
これを専門用語で課税繰り延べ効果と呼びます。
まとめ
頻繁に売買すると、そのたびに税金をとられるので損をします。
税金の影響を具体的な金額で出せるシミュレーションツールをつくりましたので、実感してみてください。
ほとんどの人にとって、シンプルなバイアンドホールド戦略が、最も効率的な投資法です。
そして、長期的に持ち続けることができるのは、オルカンやS&P500連動投信などの広く分散されたインデックスファンドがいいです。
