2026年7月の日経平均とS&P500
7月の日経平均は大きく下がりました。日経平均は、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどの半導体関係銘柄の寄与度が大きい特徴があります。7月は、
- AIデータセンターの収益懸念からのデータセンター投資の縮小懸念
- 中国半導体メーカーの台頭からの既存半導体銘柄のシェア低下懸念
が発生して、日米の半導体銘柄の株価が下がりました。
7月を振り返ると、半導体は大きく値下がりしましたが、半導体以外は逆に値上がりした銘柄が多かったです。半導体が売られてもその資金で半導体以外が買われた様子でした。

参考ですが、日本よりも半導体銘柄の寄与度が大きい韓国のKOSPI指数では、7月の下落はさらに激しかったです。

先月の記事「運用資産公開と相場状況確認」でも取り上げたキオクシアですが、大きく下がり続けて典型的なバブル崩壊のチャートとなってしまいました。10,000円越えで買った人は悲惨ですね。
そんなキオクシアですが、7月最終日で大きな出来高を伴って反発しました。教科書的にはここが底打ちのサインです。しかし、ここからすぐに10,000円越えに戻るとは想像しづらいです。下げすぎたことが理由で多少反発するかもしれませんが、以下2つの根本的な懸念が解消されていないためです。
- AIデータセンターの収益懸念からのデータセンター投資の縮小懸念
- 中国半導体メーカーの台頭からの既存半導体銘柄のシェア低下懸念

7月のS&P500はおおむね横ばいでした。
S&P500は日経平均やKOSPIほど半導体銘柄の影響は大きくありませんので、半導体の値下がりと半導体以外の値上がりが相殺された感じになっています。

ドル円
円高方向へ動かすイベントはありましたが、
- 7/30、7/31と2段階で円買い介入
- 日米政府が行き過ぎた円安に懸念を表明
一方で、円安方向へ動かすイベントもあります。
- 財源を確保しないまま消費税減税の政策で円の信認を落とす
- 日銀はインフレ傾向が続いているにもかかわらず金利を挙げず据え置き
ということで、一時的に円高に振れたとしても、ドル円の傾向は円安基調が続くと考えられます。

今月の取引
7月は保有銘柄を大きく変更しました。
4月頃から急騰していた半導体銘柄が上昇ラインを割り込んで下がり始めたため、7月9日に半導体ETF(SMH)をすべて売却しました。大きな決断でしたが、半導体が大きく値下がりする前に売り抜けることができたので、現時点では良い判断だったと考えています。
そろそろ半導体の上げが終わるかもと考えて、半導体ETFを全部売りました。https://t.co/QmyRubcXvf
— おくりん@米国株式・インデックス投資 (@okurin_com) July 9, 2026

半導体ETFをすべて売却した時に考えたことは、半導体銘柄が総崩れした影響が相場全体に波及して、株式相場が弱気相場入りすることです。そのため、景気後退時期に有利な債券ETFのBNDとBNDXを買いました。
一方で、半導体銘柄のみが崩れてもそれが半導体業界限定のバブル崩壊におさまり、半導体以外の株が下がらないことも想定して、半導体の組み入れ比率が低いダウ平均に連動するETF(DIA)と、アメリカ全体の株に連動するETF(VTI)も買いました。
つまり、半導体を売って、債券と半導体以外の株を買う取引をしました。
7/9の時点では半導体を発端に相場全体が崩れる可能性を考えて債券ETFを買いましたが、7月を終えてみると半導体以外は崩れませんでした。債券ETFは売ってしまって株式ETFに切り替える予定です。
DIAとVTIなど、値動きが似ているETFを2種類買っています。本質的にはどちらか片方で問題ないのですが、心の平穏を保つための投資法です。心が疲れない投資法について興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
為替介入で円高になった機会をとらえて、FXで円売りポジションをつくるのも儲かる確率の高い投資な気がしています。おくりんはFXは苦手ですが・・
運用資産公開

| 日本株 | コロワイド | 206 |
| クリレス | 31 | |
| WDI | 60 | |
| ヒューリック | 106 | |
| 日本管財 | 27 | |
| 物語コーポ | 329 | |
| 東京海上 | 81 | |
| NTT | 61 | |
| KDDI | 117 | |
| ソフトバンク | 74 | |
| 外国株 | BNX | 1037 |
| BNDX | 829 | |
| DIA | 2528 | |
| VTI | 3551 | |
| オルカン | 5804 | |
| 金 | GLDM | 1063 |
| BTC | 271 | |
| 現金 | 409 | |
| 合計 | 16584 |
日本株(株主優待株、配当株)は少し上がりました。半導体から資金が少し流れてきた様子。
主力のオルカンはほぼ横ばい。
金(ゴールド)とビットコインもほぼ横ばい。
今月は半導体ETFを売却した際に含み益3000万円に対する税金が600万ほど引かれたため、その分が先月より下がっています。税金が高すぎる!
相場状況確認
Fear & Greed Indexは先月の32から42へと上がりました。特に異常はありません。




